元気堂ブログ

子育てママの膝の痛み!その痛みの原因と改善方法

.思い当たることがありますか?

子育てをしているなかで、膝の痛みを感じることはありませんか?

 

☑︎寝かしつける時に揺れると膝が痛い

☑︎正座ができない

☑︎床から赤ちゃんを抱き上げるときに痛い

☑︎やることが多いのにスタスタ歩けない

 

膝の痛みというのは、日常生活を送るうえで

本当につらいものです。

 

実はわたしも、兄弟の育児に奮闘しているママの1人ですが、

長男が5ヵ月を過ぎたころ、両膝を痛めた経験があります。

 

思い当たる原因はいくつかありました。

 

高さを調節するために足を組んでミルクをあげていた

抱っこで眠ってしまったとき、(私の息子はベッドに横にすると起きてしまう子だったので) 抱っこをしたまま和室で座って食事をしていた

抱っこの状態で長時間立ちっぱなしが多かったなどなど

 

お子様に、世間でいうところの「背中スイッチ」が付いているママ達なら、

抱っこをしている時間はかなり多いのではないでしょうか。

 

わたしの場合、日に日に痛みが強くなっていったのですが、

最終的には手すりにしがみつきながら、

足を引きずって階段をのぼり降りしている状態にまで悪化していました。

かなりの痛みを感じながらの育児で、

身体的にも精神的にも本当に疲れていたのを覚えています。

 

では何故、膝の痛みが起こってしまうのでしょうか。

.ママの膝の痛みの原因は?

.なんといっても育児中の姿勢⁈

膝の痛みは、関節内の「半月板」に負担がかかり、炎症が起きることで発症します。

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「半月板」には、体重の負荷を分散させるクッションの役目と、関節の位置を安定させる働きがあります。

 

膝を横にひねる姿勢 (片方の足を組んだり、あぐらの姿勢を取ったり) を繰り返すことにより、

その「半月板」が損傷してしまい、痛みが出てくる場合が多いです。

 

育児の多くの場面では、子供に合わせることが多いため、

深くしゃがんだり、膝をつくという動作が極端に増えますよね?

私のように、ひたすらお子様を抱っこしているママにも同じことが言えます。

 

それらの動作を長時間、または習慣的にしていると

膝関節のバランスが崩れてしまうのです。

 

そして関節のバランスが崩れると、動きに滑らかさが失われることで関節の負担が増し、

痛みを引き起こす原因となります。

 

.ホルモンバランスも関係している⁈

妊娠中はリラキシンというホルモンが分泌され、骨を支える靭帯がゆるみます。

そのホルモンの作用により、骨盤が広がり、赤ちゃんが産まれてきます。

 

赤ちゃんをスムーズに産むためには必要なホルモンですが、

靭帯がゆるむことで関節が不安定になる時期でもあります。

 

出産後1ヶ月位は作用しているので、その間は関節が不安定な状態が続いています。

このため、膝痛や腰痛、背中の痛みなどを発症するケースがよくみられるのです。

 

.産後の骨盤のゆがみが理由⁈

歩く・立つ・座るといった動作は、すべての人が当たり前に行っています。

この動作で必ず使うのが、「骨盤」であり、ダメージの入りやすい部分となるため、

身体の不調が出てきてしまうのです。

産後の開いた骨盤を1年間放置してしまうと、

開いたままの状態で筋肉が固まってしまうことをご存知でしょうか?

 

骨盤は矯正をすると正しい位置に戻ります。

 

骨盤が正しい位置に戻ると、身体の筋肉がきちんと使え、歩きやすくなります。

そうすると、身体全体の血流がよくなり、筋肉がついてくることにより、

基礎代謝も上がり消費カロリーが増えやすくなります。

 

歩く・立つ・座るといった動作が、痛みを伴うことなく行うことができるようになります。

膝痛はもちろんですが、頭痛・腰痛・肩こりなどの身体の不調を改善することも可能になってきます。

.膝の痛みのためにできることから始めてみましょう

.ストレッチ

【改善策①】床に座って膝伸ばし

⑴足をしっかり伸ばして座る

⑵太ももの前側に力を入れて10秒後に緩める

⑶このストレッチを10回繰り返す(これで1セット)

育児の合間に1日3セットを続けましょう

 

【改善策②】椅子に座って膝伸ばし

⑴クッションや畳んだバスタオルを用意

⑵太ももに挟む

⑶足をくっつけた状態で膝を伸ばす

⑷足の上げ下ろしを5秒ずつ5回

椅子に腰掛けたときにこまめにやりましょう

 

【改善策③】お皿のストレッチ

⑴足をまっすぐ伸ばしてから足の力を抜く

⑶お皿が水平に動くかを確認する

⑵お皿の縁に両手の親指を重ね、上下左右、斜めなど方向をかえながら直接お皿を押す

(押す時間は1か所につき5秒程度)

1回3分程度を1日2回続けましょう

 

【改善策④】両膝抱えストレッチ

⑴椅子に両方の足を床に付けてしっかり座る

⑵片方の足の付け根、膝を曲げて、胸に寄せる

⑶胸に当たるように足を上げて10秒間しっかり止まる

⑷反対側も同じように胸に当たるように足を寄せる

左右の足で2セットを続けましょう

.原因を明確にすることで初めて生まれる改善策

注意しなければいけないのは、

「痛みの原因がどこにあるのかによって、ケアする内容は全く異なってくる」

ということです。

 

今ある育児中の膝痛や痛みの症状で

☑︎本当はどの部位に負担がかかっているのか
☑︎
その根本の原因になっていることは何なのか

 

育児中の膝痛の原因が、

「骨盤の位置が関係していること」や、

「姿勢も関係していること」など、

専門家でなければ気付けない根本の原因は必ずあります。

 

本当の原因を対処せずに自己流でメンテナンスしていても、

解決しないまま長い時間を費やすことになってしまいます。

 

明確な原因が分かることで、改善策も明確になるのです。

.その膝の痛みは治せる!

お子様の目線に合わせた膝をつくという動作

長時間の立ちっぱなしの抱っこ

授乳や食事のときの偏った姿勢

 

意識してそれらの動作を減らすことも勿論大切ですが、

毎日お子様と向き合っているママ達には、なかなか難しいことだと思います。

 

お子様との触れ合いの幸せな時間に、痛みが伴ってしまうのはとても淋しいことです。

せっかくの貴重な時間

痛みなんて忘れて、笑顔で楽しくお子様との時間を過ごしてもらいたい!

 

まずは簡単なストレッチから始めてみてくださいね。

今回お伝えしたストレッチを続けても悩みが改善されない場合は、

あなたの根本原因とストレッチが合っていないと考えられます。

 

一度専門のプロに相談して、あなたの根本原因をはっきりさせてから

「あなたの身体の状況に合わせたストレッチ」を行なって、

痛みを減らしていきましょう。

 

お近くの整骨院、または当院で、一度ご相談ください。

 

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